1619年の明朝末期。病に倒れた皇帝に代わり、側近の魏中賢が権勢をふるっていた。そんななか、秘密警察「錦衣衛」の沈煉は反政治的な絵を描く絵師・北斎の暗殺任務に同行する。だが彼は誤って仲間を殺してしまい、北斎と共に逃走することになる。

「修羅:黒衣の反逆」は、明朝末期の中国に実在した秘密警察「錦衣衛」の戦いを描いた武侠アクション作品です。ただのアクション映画ではなく、陰謀に翻弄されるサスペンスとしても見応えがあります。敵味方の関係が入り乱れ、多彩な武器による殺陣シーンなど、娯楽要素も十分に盛り込まれています。視覚的な迫力だけでなく、ストーリーの深みも楽しめる一本です。