女
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 1948年 / 制作国: 日本
カテゴリ:映画 / ジャンル: クラシック
【出演】
水戸光子 小沢栄太郎
…【監督】
木下恵介
【音楽】
木下忠司
【脚本】
木下恵介
【製作】
小倉武志
踊り子の敏子はヤクザの町田に無理矢理箱根へと連れていかれる。足を引きずる町田の様子に、敏子は新聞で見かけた強盗事件との関連を疑い始めるが、狡猾な町田の手の内から逃れることができない。箱根到着もそこそこに、2人は浜松行きの電車に乗るが…。
「女」は、ヤクザ稼業の恋人に無理矢理連れ回される女性の物語です。名匠の実験精神があふれるロードムービーとして描かれています。戦後の物資不足の中、木下恵介監督は2人だけのキャストを引き連れ、オールロケを敢行しました。この作品は、相反する気性を内側に隠し持つ男女の屈折した愛を描いています。逃避行ものとしてのスリリングな展開と、人間の心情の揺れ動きを巧みに描き出しています。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
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レビュー 5件
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
戦後の荒廃を背景に、共依存に陥る男女の転落を鋭く描き出す。終始漂う厭世的なムードが強烈で、短い尺ながら緊張感を途切れさせない演出の巧さに唸る。小田原ロケの独特な空気感も印象深く、逃れようのない結末に向かう道行きの冷徹な視線が光る。木下恵介が手がけた中でも異色の一本だが、サスペンスの緊迫感は今見ても鮮烈。
戦後まもない時代に、少ないキャストで舞台セットなども用意せずとも完成度の高い作品が制作できたことに感激しました。台詞が少ない分、俳優の表情での心理描写が細かく、敏子の戸惑いと町田の悪さがひしひしと伝わってきます。負のループから抜け出す勇気を持った時、人(女)は強い!生きるヒントをいただけた気がします。

2023.8.8
名無し/20代/女性
0
ちょっとヤクザと踊り子の逃避行もの。物資不足の時代背景がリアルで、2人の屈折した愛が心に残る。でも、町田の狡猾さがちょっと過剰かな。でも、全体的には見応えあり!

2023.8.8
名無し/30代/女性
0
物資不足の戦後を背景に、男女の屈折した愛を描いた作品。しかし、キャラクターの心情描写が浅く、感情移入が難しい。また、オールロケの演出も物足りない。

2023.8.8
名無し/30代/男性
0
男女の屈折した愛が心に響く。オールロケの逃避行もの、見応えあり!戦後の物資不足を感じさせる。