泣くな赤鬼

甲子園を目指す城南工業野球部監督・小渕隆は、日焼けした顔と鬼のような指導をすることから赤鬼と呼ばれていた。10年後、小渕は進学校の野球部を指導しているが、もはや情熱は消えうせていた。ある日、小渕は診察を受けた病院でかつての教え子に出会う。

「泣くな赤鬼」は、直木賞作家・重松清の短編小説を映画化した感動ドラマです。主演は堤真一と柳楽優弥。物語は、厳しさでしか野球部員と向きあえなかった教師が、10年後にその部員ががんに侵されたことを知り、離れた絆を取り戻すために行動を起こすというものです。その過程で描かれる人間ドラマは、観る者を感動の渦に巻き込みます。