旅立ちの島唄～十五の春～

沖縄の離島・南大東島。子供たちは高校進学のため、15歳で島を出て家族と離れて暮らす。少女民謡グループ“ボロジノ娘”は、毎年別れの唄を歌い、島を旅立っていく。「明日から優奈がリーダー」と先輩に肩を叩かれ、優奈が島で過ごす最後の1年が始まった。

「旅立ちの島唄～十五の春～」は、吉田康弘監督が実在するボロジノ娘や南大東島の子供たちの物語を映画化した作品です。子供を送り出す親と、親から巣立つ子供たちの心情を描き、観る者に深い共感を呼び起こします。主演の三吉彩花は、素直になれない年頃の少女の揺れ動く心情を見事に演じています。この作品は、親子の絆や成長の痛み、そして新たな旅立ちの感動を描いた感動作です。