悪魔のような女
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 1955年 / 制作国: フランス
カテゴリ:映画 / ジャンル: クラシック
【出演】
シモーヌ・シニョレ ヴェラ・クルーゾー ポール・ムーリス シャルル・ヴァネル ジャン・ブロシャール
…【監督】
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
【原作】
ピエール・ボワロー トーマス・ナルスジャック
【音楽】
ジョルジュ・ヴァン・パリス
【脚本】
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー ジェローム・ジェロミニ
パリ近郊の寄宿学校の校長・ミシェルは妻・クリスティナの莫大な財産を利用して今の地位を築いていた。しかし、ミシェルの横暴ぶりはクリスティナを苦しめ、ミシェルの愛人・ニコルの同情も買っていた。2人は共謀してミシェルを溺死させるのだが…。
「悪魔のような女」は、アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督が『恐怖の報酬』に続いて手掛けたスリラー作品です。物語は、殺したはずの男が姿を消し、女性が悪夢のような日々に襲われるという展開から始まります。モノクロ映像と巧妙な仕掛けが織りなす底知れぬ不気味さが、観る者を深い緊張感へと引き込みます。この作品は、クルーゾー監督の巧みな演出と緻密なストーリーテリングが見事に結実した一作と言えるでしょう。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
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※2025年3月更新データ
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レビュー 7件
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
横暴な夫に耐え続ける妻、彼女に同情する愛人。耐えきれずに共謀して夫を殺したのに、死体が消え、まるで生きているような痕跡が次々と現れる。この展開、ゾクッとする!オカルトか?それとも別の何かか?と考えさせられながら、焦る妻と一緒に不安が増していく。ラストの切れ味が抜群で、題名の回収も見事。映像技術が発展した今の映画も面白いが、半世紀以上前の作品でもここまで緻密なサスペンスが作れるのかと驚いた。
今見るとどうしても古く感じてしまうけれど、ホラーかと思わせるぐらいのサスペンスの盛り上がりは見事で、息詰まる。シャロン・ストーン的な雰囲気のシモーヌ・シニョレの悪女っぷりが印象的。華奢なヴェラ・クルーゾーとの対比もよかった。

2023.8.23
名無し/60代/女性
0
横暴な男性キャラクターが苦手な方には向かない作品。モノクロ映像は雰囲気を出しているものの、巧妙な仕掛けはあまり感じられず。

2023.8.23
名無し/50代/男性
0
モノクロ映像が生み出す独特の雰囲気と巧妙な仕掛けが見事に絡み合っている。ただ、登場人物の心理描写がやや浅い感じが否めない。全体的にはまずまずの出来。

2023.8.23
名無し/40代/男性
0
モノクロ映像が生み出す独特の雰囲気、巧妙な仕掛けが引き立てるスリル感。見事な演出力に感服!

2023.8.4
名無し/50代/男性
0
横暴な男と2人の女性の三角関係、モノクロ映像のスリラー。だけど、巧妙な仕掛けが予想外に平凡で、不気味さが足りない。もっと緊張感が欲しかった。

2023.8.4
名無し/40代/男性
0
横暴な男を巧妙に罠にはめる女性たちの狡猾さが素晴らしい!モノクロ映像が不気味さを増幅。見応えあり!