No.22 怒りのチェイサー

レッカー車の運転手・ベンは、家族を抱えて食べていくのがやっとの生活を送っていた。やがて借金がかさみ、追い詰められた彼は事故車のけん引を専門に行う“チェイサー”の仕事に就くことを決意。だが縄張り争いの厳しい世界で報酬を得るのは容易ではなく…。

「No.22 怒りのチェイサー」は、カナダ発の犯罪スレスレの行為で家族を支える男の過酷な日常を描いた作品です。主人公は警察の無線を傍受し、事故車のけん引という仕事を通じて生計を立てています。この仕事は「チェイサー」と呼ばれ、カーアクションの要素も含まれています。物語は、主人公に次々と降りかかる苦難の連続を描き出し、観る者を終始ハラハラさせます。家族を守るためにはどんな困難も乗り越えるという主人公の姿勢が、観る者に強い印象を与える作品です。