中学2年生、14歳の原田ワタルは、自分のことを「ハラワタ」と呼ぶマイペースな女の子。今日も授業をさぼってひなたぼっこをするハラワタは、お父さんとお母さんの関係も、風船の謎も、ありのまま受け止め、今日も寝ぐせ頭のまま学校へと駆けて行く。

「14才のハラワタ」は、19歳の学生・佐山もえみが監督を務めた作品です。何気ない日常の中に隠れた愛おしさや切なさ、温かさを丁寧に描き出しています。主人公は、長野レイナが演じるマイペースな14歳の少女。彼女の視点から見た日々の出来事が、観る者にありのままの大切さを教えてくれます。この作品は、日常の中に潜むおかしさや切なさを感じ取り、それを大切にすることの大切さを伝える温かい物語です。