赤の涙

1975年、軍事独裁政権下のウルグアイ。21歳のリリアナは結婚・出産後も学生運動に参加し、独裁政治打倒を声高に唱えていた。しかし政府は彼らのアジトを見つけ次々と検挙。彼女が連行された兵舎では、捕らえられた学生たちへの拷問や性的暴行が行われていた。

「赤の涙」は、ウルグアイの独裁政権に反抗した若者たちの衝撃的な真実を描いた作品です。1970年から1980年代のウルグアイの独裁政権下での非人道的行為を描き出しています。日本ではあまり知られていないこの時代のウルグアイの暗部を浮き彫りにします。物語の中心は、実際に拉致・監禁され、暴行を受けた女性写真家です。彼女の闘いと、その結果として軍人を告発するまでの過程を描いています。この作品は、過去の真実を明らかにし、歴史の闇を照らす一助となることでしょう。