最愛の妻を事故で亡くしたマイケル。死の原因が占い師の間違ったアドバイスにあると思い込んだ彼は、神秘や超自然現象などに嫌悪感を覚え始める。やがて“超自然現象を否定するドキュメンタリー”の作成に着手。自分の体を実験台に悪魔の降臨に挑むが…。

「悪魔の存在を証明した男」は、オカルトを否定し、自ら悪魔の存在を実証しようとした男の運命を描いた新感覚スリラーです。ホラー作品の中でも、悪魔の存在の実証と検証に焦点を当てた作品は珍しく、その視点が新鮮さをもたらしています。主人公が気づかぬうちに悪魔に取り憑かれ、その姿が徐々に変わっていく様子は、観る者にじわじわと侵食されるような恐怖を与えます。