バトル・オブ・ポイントマン

ベトナム戦争中期、アメリカ軍第60連隊のアレンは、数日前に戦死した仲間をしのんでいた。酒で酔いが回ってきたアレンは、黒人兵士が先兵の役目を負わされ、ハエのように死んでいくことへ不満をぶちまける。後日、第60連隊は索敵撃滅作戦に参加するが…。

「バトル・オブ・ポイントマン」は、死と隣りあわせの先兵“ポイントマン”の葛藤を描いた戦争アクションです。1960年代後半のベトナムを舞台に、人種的格差や道徳感欠如、そして誰も戦いたがらない戦闘という重圧によって分裂した米軍連隊の男たちの姿をリアルに描写しています。彼らの生き様と戦いの中での葛藤が、視覚的にも心理的にも鮮烈に描かれています。