大河巡る?生まれ変わっても忘れない?

裏社会の男の背中を追いかけた元キックボクシング世界チャンピオンの男とその妻のすれ違いを切なく描く（「夢幻」）。大東亜戦争末期、帰ることのない特攻隊員たちに無償の愛を傾けた母と娘、孫の3世代にわたる実話（「さつまおごじょ」）ほか。

「大河巡る?生まれ変わっても忘れない?」は、柿崎ゆうじ監督が描く「日本人の生死観」をテーマにした短編映画シリーズです。2014年から2016年にかけて3年連続でマドリード国際映画祭最優秀作品賞を受賞するなど、世界からも高い評価を受けています。この作品は、時代を巡りながら生と死が交錯する3つの物語を収録しており、それぞれが観る者に深い感動と共に、生きること、死ぬことへの新たな視点を提供します。