西成に根ざしたゴローは、日雇い労働と4億円を作るための闇仕事にいそしむ日々を過ごしていた。記憶が少しずつ回復するなか、その原因を作ったのはゴルゴダだと思いだす。闇金姉妹の松子と梅子は、縁ができたゴローに用心棒にならないかと声かける。

「西成ゴローの四億円-死闘篇-」は、上西雄大が監督・主演を務めた社会派アクションの後編です。物語は、政府諜報機関の元諜報員で、現在は大阪・西成の日雇い労働者として生活する主人公が、難病の娘のために必要な手術費4億円を稼ぐための奮闘を描いています。奥田瑛二、津田寛治、笹野高史といった個性派俳優たちが出演し、リアルな社会問題を描きつつ、スリリングなアクションも楽しめる作品となっています。