CHAIN/チェイン

幕末の京都。鎖国で長く孤立状態にあった日本を変えるため、若者たちは血を流し争っていた。会津藩を脱藩した無名の浪士・山川桜七郎は、ある事件をきっかけに近藤勇率いる新選組と、伊東甲子太郎を中心に結成された御陵衛士の抗争に巻き込まれていく。

「CHAIN/チェイン」は、幕末の京都を舞台に、激動の時代を生き抜いた無名の武士や庶民たちの姿を描いた群像時代劇です。京都芸術大学映画学科の学生とプロが共同で制作したプロジェクト「北白川派」の第8弾作品となります。また、この作品は「5万回斬られた男」と称され、数多くの時代劇で活躍した俳優・福本清三の最後の出演作となりました。時代の変革を背景に、人々の生き様を描き出す本作は、歴史と人間ドラマの融合による深みあるストーリーが魅力です。