イタリアの丘陵地帯を見下ろす丘の上の小さな古書店。店主のリベロは、店の外で本を眺める移民の少年・エシエンに声をかけ、好奇心旺盛な彼にコミックから長編大作まで次々と店の本を貸し与えていく。感想を語りあううちに、2人は友情で結ばれていく。

「丘の上の本屋さん」は、年齢や国籍の違いを超えて“本”を通じて交流する老人と少年のハートウォーミングな物語です。古書店店主と少年の交流や、古書店に訪れるユーモラスで個性豊かな人々のエピソードが描かれています。また、人生を豊かにするヒントが詰まった「幸せのブックリスト」が登場し、観る者の心をほっと温かくします。この作品は、本と人との絆を描いた感動のドラマです。