- フリーキーワード
この記事を友達にシェア
「ポトフ 美食家と料理人」あらすじ
19世紀末、フランスの片田舎。「食」を追求し芸術にまで高めた美食家ドダンと、彼が閃いたメニューを完璧に再現する天才料理人ウージェニーの評判はヨーロッパ各国に広まっていた。ある日、ユーラシア皇太子から晩餐会に招かれたドダンは、ただ豪華なだけの退屈な料理にうんざりする。食の真髄を示すべく、最もシンプルな料理・ポトフで皇太子をもてなすことを決めるドダンだったが、そんな矢先、ウージェニーが倒れてしまう。ドダンはすべて自分の手でつくる渾身の料理で、愛するウージェニーを元気づけようとするが……。
「ポトフ 美食家と料理人」キャスト・スタッフ
【出演】
ジュリエット・ビノシュ ブノワ・マジメル エマニュエル・サランジェ パトリック・ダスンサオ ガラテア・ベルージ ヤン・ハムネカー
【スタッフ】
監督[トラン・アン・ユン] 製作[オリビエ・デルボス] 製作総指揮[クリスティーヌ・ドゥ・ジェケル] 脚本[トラン・アン・ユン] 撮影[ジョナタン・リケブール] 美術[トマ・バクニ] 衣装[アートディレクション] 編集[マリオ・バティステル] 料理監修[ピエール・ガニェール]
「ポトフ 美食家と料理人」概要
「ポトフ 美食家と料理人」は、19世紀末のフランス、美しいシャトーで暮らす美食家ドダンと料理人ウージェニーが織りなす、食の芸術を追求する物語。二人が究極のメニューを創出し、深い絆とプロフェッショナルとしての信頼を築く。しかし、ウージェニーは自立心からドダンのプロポーズを断り続ける。オスカー女優ジュリエット・ビノシュとブノワ・マジメルの演技、トラン・アン・ユン監着の映像美、ピエール・ガニェールの監修による調理シーンが、ベル・エポックの時代背景と共に新たなグルメ映画の傑作を紡ぎ出す。
「ポトフ 美食家と料理人」の感想・レビュー評価
-
2025.03.01視聴済み
料理ばかりしているのに、不思議と飽きない。映像の美しさもさることながら、俳優自身が作っているように見えるリアリティが心地いい。台詞は少なめでも、作業の合間に交わされる「メルシー」に滲む人柄が温かい。
食べるなら、やっぱり作り手に好感が持てる料理がいい。妙に律された演出も印象的で、奇妙な場面が差し込まれるたびに気が抜けない。ポーリーヌ役のボニー・シャニョー=ラヴォワールがとにかく可愛かった。 -
2025.01.28視聴済み
食とは一大エンターテインメントだという楽しさを存分に堪能させてくれた作品だった。
月明かりだけの自然の中で、一日を終えた二人が心からリラックスし語り合う姿がとても美しかった。
レビューを書く
※レビューは承認制となります。投稿までタイムラグがございますことをご了承ください。