- フリーキーワード
傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家へと移り住んできた貴瑚は、虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会う。かつて自分も、家族に虐待され、搾取されてきた彼女は、少年を見過ごすことが出来ず、一緒に暮らし始める。やがて、夢も未来もなかった少年に、たった一つの“願い”が芽生える。その願いをかなえることを決心した貴瑚は、自身の声なきSOSを聴き取り救い出してくれた、今はもう会えない安吾とのかけがえのない日々に想いを馳せ、あの時、聴けなかった声を聴くために、もう一度 立ち上がる──。
2021年の本屋大賞受賞、町田そのこの同名小説を杉咲花主演で待望の映画化。「八日目の蝉」「いのちの停車場(脚本)」などの成島出監督作品。タイトルになった「52ヘルツのクジラ」は、世界でたった1頭だけ、仲間のクジラたちにも聞こえないほどの高い周波数で鳴く孤独なクジラのこと。心に痛みを抱える女性・貴瑚(杉咲花)が、かつての自分と似た境遇の少年と出会ったことから動き出す愛の物語。
「52ヘルツのクジラたち」の感想・レビュー評価
-
2024.04.12視聴済み
誰しも過去の出来事に縛られがちだが、今この瞬間をどれだけ自分らしく生きられるのかが人生を大きく変えることに気付かされた。時には自分の言葉で考えや想いを人に伝えることが、更に深い信頼関係に繋がると感じた。
-
2024.04.03視聴済み
苦しみを抱えているけれど、必死に生きている人がたくさん出てくる映画なので、重苦しい内容だけど勇気をもらえる作品でした。自分も誰かの救いになりたい...そんな思いが胸の中に生まれました。
-
2024.03.29視聴済み
原作の小説を読んでから、映画化を楽しみにしていました。色々な悩みを抱えながらそれぞれの問題と向き合っていく若者たちのお話。考えさせられる作品です。
レビューを書く
※レビューは承認制となります。投稿までタイムラグがございますことをご了承ください。
この記事を友達にシェア