ミツバチと私ミツバチと私
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 2024年 / 制作国:
ジャンル: ドラマ
【出演】
ココ(アイトール)[ソフィア・オテロ] アネ[パトリシア・ロペス・アルナイス] ルルデス[アネ・ガバライン]
…【スタッフ】
監督[脚本]
夏のバカンスで、家族とフランスからスペインのバスク地方へやって来たココ。彼は、男性的な名前「アイトール」で呼ばれることに抵抗があり、自身の性をめぐり困惑し心を閉ざしていた。
叔母が営む養蜂場で、ミツバチの生態やバスク地方の豊かな自然に触れていくうち、ココの心は少しずつ解き放たれていく。ある日、自分の信仰を貫いた聖ルチアのことを知り、ココもそのように生きたいと思うようになる。
「ミツバチと私」は、性自認に迷いを感じる子供の葛藤を描いた、スペイン発のヒューマンドラマ映画です。
主演のソフィア・オテロはこの作品で史上最年少で第73回ベルリン国際映画祭の最優秀主演俳優賞を受賞しました。
その繊細かつ自然な演技は見るものの胸を打ちます。アイデンティティの確立というテーマを優しい視点から描いた作品です。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
公式動画
レビュー 2件
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100%
〜3
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映像が綺麗 感動
作品中では多くのことが語られないけど、主人公アイトールや彼女を取り巻く人々の葛藤が、まるで彫刻作品が創り上げられるように、浮かび上がってきました。
当時9歳だった主演のソフィアさんが、自分自身に迷うアイトールを見事に演じており、心の痛みの音が聞こえてくるよう(涙)こちらまで苦しくなりました。
劇中で感じた疑問や感情が、現実の世界にもすっと溶け込んでくる映画こそ、いい作品だと感じています。
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
アイトールの視線が忘れられない。心の中では女の子でいたいのに、口にすれば大人を困らせると知っているんだろう。時代が進んでも、「みっともない」なんて言葉がまだ飛び交う現実。母親の迷いや葛藤も痛いほど伝わってくる。見て見ぬふりでは何も変わらない。ラスト近く、ベッドで母親を見つめるシーンが胸に刺さる。あの表情を見れば、子どもが自分を否定せずに生きられる社会の必要性がはっきり分かる。
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