大いなる不在

公開日:2024年7月12日

4.0



  • 基本情報
  • あらすじ

制作年: 2023年 / 制作国: 日本

カテゴリ:映画 / ジャンル: サスペンス・ミステリー


【出演】
卓[森山未來] 夕希[真木よう子] 直美[原日出子] 陽二[藤竜也] 三浦誠己 神野三鈴 利重剛 塚原大助 市原佐都子 Q(特別出演) 
【スタッフ】
監督・脚本・編集[近浦啓] 共同脚本・監督補[熊野桂太] プロデューサー[近浦啓] ラインプロデューサー[越智喜明] 撮影監督[山崎裕] 美術[中村三五] リレコーディングミキサー[野村みき] サウンドエディター[大保達哉] 音楽[糸山晃司] 録音[森英司] 衣装[田口慧] ヘアメイク[南辻光宏] 助監督[石井将] 制作主任[斎藤鋼児] スクリプター[保坂栞] 

小さいころに自分と母を捨てた父が、警察に捕まった。
連絡を受けた卓(たかし)が、妻の夕希と共に久々に九州の父の元を訪ねると、父は認知症で別人のようであり、父が再婚した義母は行方不明になっていた。卓は、父と義母の生活を調べ始めるが――。

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※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/

レビュー 5件

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2025.3.21

チサタキ33/20代/男性

4.0

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俳優の演技をここまで引き出せる監督、やっぱりすごい。森山未來も過去一良かったんじゃないかと思う。観終わってから、タイトルの意味がじわじわ効いてくる感じがたまらなかった。人って、埋められない穴を抱えたまま生きていくんだよな…。リアルすぎてフィクションに思えない場面ばかりで、観ていて何度も考えさせられた。歳をとっても、自分を保ち続けられるように生きたい。

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2024.12.29

Red33/50代/男性

4.0

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認知症を患った父との再会を描く本作は、家族の絆と過去の重荷を見つめ直すテーマが心に残ります。卓と夕希が父の元を訪れたことで始まる謎の調査が、意外な真実へとつながっていきます。登場人物たちの感情の変化を繊細に描いており、観る人に深い感動を与える作品でした。

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2024.9.18

ヤっくん/40代/男性

4.0

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このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
この映画は、認知症になった父が施設に入ることになり、20年ぶりに息子と再会する物語。父親は再婚相手と新たな生活を始めたものの、その再婚相手は行方不明。現在と過去の二つの時間軸を交錯させ、壊れていく現在とその過程を描いています。現実にもこうしたことは起こりうる中で、家族や愛、助けを呼べる人の限界が浮き彫りになります。息子の卓が父と再婚相手の関係を知り、徐々に言動が変わる様子が印象的でした。しかし、父子関係と夫婦愛の両方を描こうとする中で、物語が散漫になり、終盤には方向性のブレを感じました。物語は卓の視点と陽二の過去の回想で構成され、直美の姉や息子、大学教授時代の教え子などのサブキャラや直美の日記、陽二の手紙が巧みに絡み合い、卓が知らなかった父の過去が明らかになっていきます。この構成がとても引き込まれ考えさせられる映画でした。

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2024.8.27

Munesagi/60代/男性

4.0

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認知症になる藤竜也と、その息子森山未来の演技が凄いです。長い間、関係を絶ってきた父と息子が今と過去を彷徨いながらも、一歩ずつそれを受け入れていきます。切ないながらも、家族について考えさせられます。

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2024.7.30

なべうま/30代/男性

4.0

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認知症による突発的な行動とサスペンス要素を組み合わせるという、大胆な発想が面白かったです。藤竜也さんの演技が素晴らしくて特に印象に残りました。


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