未解決事件や超常現象を扱うラジオ番組「カルラの迷宮事件簿」。パーソナリティーのカルラの冠番組だが、ネタ不足で聴取率が下がり続け、打ち切り寸前だった。起死回生のため話題性のある事件を探す中、「ワープウッズの森」で行方不明者が続出しているという情報を手に入れる。カルラは、取材をするべくスタッフを連れてワープウッズへと向かうが、深い森の中で道に迷ってしまう。途方に暮れていたところ、一軒家を見つけ助けを乞おうとするが、そこにメリーという女性が現れる。この家で息子と二人で暮らしているというメリーは、カルラたちを温かく迎え入れるが―。

「メリーおばさんのひつじ」は童話の「メリーさんのひつじ」を題材にしたホラー映画。未解決事件や超常現象を取り扱うラジオパーソナリティーの主人公が取材の途中で迷い込んだ森で、羊の頭を被った謎の人物に襲われる様子を描いていきます。監督や製作陣は意欲的なホラー映画を多数手掛けており、親しみある童話から恐怖体験が味わえる作品です。