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「ヒューマン・ポジション」あらすじ
ノルウェー・オーレスン。ここはフィヨルドに囲まれた、色鮮やかなファサードの建物が立ち並ぶ美しい港町。夏を迎え、今は白夜の季節。この時期は、太陽の光がこの町の海と緑をさらに美しく照らし出す。アスタはこの町で、再び動き出そうとしていた。病気療養のため、地元新聞社の記者の仕事からしばらく離れていたが、臨時雇いながら復帰も決まった。心も体も、まだまだ万全ではないが、カンならそのうち取り戻せる…。アスタは自分をそう信じ、かつての職場に戻っていった。アスタが一緒に暮らすのは、病気ですっかり弱ってしまった心に癒しをくれる小さな猫一匹。そして自宅を職場に、古くなった椅子のリペアを手掛ける最愛のパートナー、ライヴ。特にライブとの他愛のない会話と穏やかでゆったりと過ごす時間は、今のアスタにとって何より大切なひと時だ。記者としてアスタが担当するのは、市内で起こるささやかな出来事や小さなトラブル。自宅に戻れば、ライヴと二人だけのリラックスした時間。静かに戻りつつあるアスタの日常。ある日、ライヴは新聞に掲載されていた記事に目を留める。それは『労働法違反で難民申請者が強制送還へ』と題された誌面の小さな記事。その内容が気になったアスタは翌日、記事を担当した記者に連絡をとる。わかったのは強制送還された彼の名はアスラン、そして勤めていた水産加工工場の連絡先…。
「ヒューマン・ポジション」キャスト・スタッフ
【出演】
アスタ[アマリエ・イプセン・ジェンセン] ライヴ[マリア・アグマロ]
【スタッフ】
監督/脚本/編集[アンダース・エンブレム] 撮影[マイケル・マーク・ランハム] 音楽[エイリク・スリニング・コルネス]
「ヒューマン・ポジション」概要
「ヒューマン・ポジション」はノルウェーのスローシネマです。喪失感を抱えた主人公がパートナーと過ごす日常を、ノルウェーで最も美しい街を舞台に、ゆっくりと綴られています。中には日本の影響を受けているような場面も。港町での静かな日々の中、無気力を払いおとし、先に進もうとする主人公の姿を優しさにあふれながら描いています。
公式予告動画
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