幻の光
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 1995年 / 制作国: 日本
ジャンル: ドラマ
【出演】
江角マキコ 浅野忠信 柏山剛毅 渡辺奈臣 吉野紗香 木内みどり 大杉漣 桜むつ子 赤井英和 市田ひろみ 寺田農 内藤剛志 柄本明
…【スタッフ】
企画/プロデューサー[合津直枝] 原作[宮本輝(「幻の光」新潮文庫)] 監督[是枝裕和] 脚本[荻田芳久] 音楽[陳明章] 撮影[中堀正夫] 照明[丸山文雄] 録音[横溝正俊] 美術[部谷京子] 装飾[赤塚佳人] 衣裳[北村道子] 編集[大島ともよ] 音響効果[佐々木英世] 助監督[高橋巌/日比野朗/森井輝] 制作部[桜井崇/中林千賀子/石田基紀] 広告美術[葛西薫] 広告写真[藤井保] 製作[重延浩] 協力[石川県輪島市] 製作/配給[テレビマンユニオン] 配給協力[プレイタイム]
ゆみ子は、幼い頃に祖母が理由もなく家を出て行った記憶と、結婚し子供をもうけた後に夫・郁夫が前触れもなく線路に身を投げて自殺したという、二つの大きな喪失感を抱えて生きていた。
数年後、彼女は能登半島の海辺の村に住む男性・民雄と見合いを経て再婚し、幼い息子を連れて新しい生活を始める。穏やかな海辺の風景と、新しい家族との静かな日常の中で、ゆみ子の心は少しずつ癒されていくように見えた。しかし、なぜ大切な人は去ってしまったのか、という根源的な問いは彼女の心から消えることはない。
生と死、喪失と再生を静かに見つめる物語である。
「幻の光」は、宮本輝による同名の短編小説を原作とし、後に世界的な評価を得る是枝裕和監督が初めて手掛けた長編劇映画です。
主演は本作が映画初主演となる江角マキコ、共演に浅野忠信、内藤剛志らが名を連ねます。
愛する人の突然の喪失を抱えた女性の、再生への静かな道のりを、美しい映像で描いたヒューマンドラマ。ヴェネツィア国際映画祭で金のオゼッラ賞を受賞しました。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
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※2025年3月更新データ
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レビュー 2件
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喪失の痛みと、それでも前に進むしかない人生が、淡々とした日常の中にじんわり滲んでくる。ロケ地の美しい風景も、登場人物の心の奥を映し出しているみたい。静かに心に染みる。
閑寂で淡々とした空気感だからこそ、ゆみ子の胸に刺さったままの棘が立体的に見えてくるようでした。もし自分もゆみ子と同じ経験をしたならば、彼女と似たような言動をすることでしょう。あの苦しみは、たやすく解消ができるものではありませんから。
決して爽快な感情になる作品ではないけど、静かな力強さを感じられる作品でした。
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