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人との間に壁を感じ、学校や家で一人で過ごしている高校生の悠(水崎涼花)。4月になり、女子バスケ部のマネージャーをしている優乃(小谷慈)と同じクラスになる。いつも明るく友だちと楽しく過ごしている優乃は、時々「定休日」と称して学校を休んでいた。ある朝、悠が遅刻して登校しようとすると、近くのベンチにうずくまっている制服姿の優乃を見かける。別の日の朝も、公園で時間を持て余している優乃に出会う。「学校に行きたくない」という優乃を、悠は近くの海辺へと誘う。悠は、入学した頃から優乃のことが気になっていた。いつも同じ時間に人けのない手洗い場で手を洗い続けている優乃の姿を偶然見ていたのだ。優乃は、抱えている悩みを誰にも悟られないよう必死に隠して生きていたが、悠に知られていたことを知り、打ち明けることを決める。
【出演】
悠(水崎涼花) 優乃(小谷慈)
【スタッフ】
監督(福原野乃花) 脚本(福原野乃花) 撮影(宮川眞伍) 音声(金又玄/白石彪/佐藤遥香) サポートスタッフ(中村優花/大神ありす/森山綾香/目黒英恵/栗山剛/たかやまはるき/前田晏歌/入江葉音)
「悠優の君へ」は、強迫症をテーマにしたドラマで、監督福原野乃花の実体験に基づいた作品です。彼女自身が7歳から強迫症に悩み、誰にも相談できなかった過去を経て、20歳でようやくその苦しみを打ち明けました。この作品は、強迫症を抱える高校生が直面する日常と友情を描き、多くの人々にこの病気を知ってもらうことを目的としています。強迫症は日本で50人に1人が悩むと言われる一方で、その知名度は低く、隠して生きる人が多い病気です。映画は、当事者の視点から同じような苦しみを抱える人々への理解と共感を呼びかける感動的なストーリーに仕上がっています。
公式予告動画
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