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「愛の茶番」あらすじ
ルミ(遠藤留奈)とアキ(冨手麻妙)は、波長の合わない姉妹だった。キヨヒコ(金子清文)と結婚したルミは、かつての恋人・リョウスケ(岩瀬亮)を忘れられないでいる。いっぽうアキは、地下系シンガーソングライターとして活動していたが、マネージャーのドンコ(江本純子)と活動方針をめぐってしばしば対立していた。また同じように全力で「愛」に迷子でいる人々、リエ(菅原雪)、スミオ(吉川純広)、K(藤田晃輔)、トモタロウ(美館智範)らが、さらに複雑に、ルミとアキの生活に交錯していくのだった――
「愛の茶番」概要
「愛の茶番」は、劇団「毛皮族」主宰の江本純子が手がけた長編映画で、監督・シナリオ・編集・製作を務める彼女の2作目の作品です。この映画は、姉妹の確執を中心に、登場人物たちの数年にわたる複雑な恋愛関係を描き出します。キャストには、「貞子vs伽椰子」の遠藤留奈や「アンチポルノ」の冨手麻妙、そして菅原雪や岩瀬亮が名を連ね、ロックバンド「オワリカラ」のタカハシヒョウリが音楽を担当。物語は、不条理な恋愛が引き起こす分断と、そこから生まれる切実で滑稽な姿を映し出します。江本の異才が光る本作は、創造という愛に取り憑かれた人々の渇望を描写し、観客の記憶と感情に深く迫ります。劇伴はおおくぼけいによる即興的なピアノプレイが特徴で、物語をより一層引き立てます。
公式予告動画
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