ブラインド・フューリー

　ベトナムの戦場で視力を失い、あちこちを放浪していた男。彼は戦友の息子に会うために久しぶりに故郷に帰る。しかし、再会も束の間、少年は悪の組織に誘拐されてしまい、盲目の男はその救出に赴く。日本の勝プロから正式に映画化許諾を得て製作されたと言う、アメリカ版「座頭市」。

「ブラインド・フューリー」は、ベトナム戦争で視力を失ったアメリカ兵ニック・パーカーが主人公。盲目ながらも剣の達人となり、戦友の息子ビリーを誘拐した麻薬組織と戦う物語。ビリーを救出するため、ニックは自身の剣術と感覚を駆使して組織に立ち向かう。その過程でビリーとの絆を深め、ビリーの父親との再会を果たす。しかし、組織のボスマクレディは彼らを追い詰める。最終的にニックは組織を壊滅させ、ビリーと父親を再会させるが、自身は彼らと別れる道を選ぶ。