樅ノ木は残った

91年に「里見浩太朗時代劇スペシャル」として日本テレビ系で放映された時代劇ドラマ第2弾。江戸時代前期の4代将軍・家綱の治世に起きた伊達騒動を題材に、戦のない時代でも争いを求めてしまう人間の悲しい性をしみじみとしたタッチで綴る。

「樅ノ木は残った」は、91年に日本テレビ系で放映された時代劇ドラマで、江戸時代前期の伊達騒動を描いています。戦のない時代でも争いを求める人間の悲しい性を描きつつ、仙台藩家老・原田甲斐の苦悩と信念を描いています。原田は命を懸けて伊達62万石の安泰を図ります。吉永小百合と栗原小巻が対照的な女性を演じ、男性ファンの人気を二分しました。