連城三紀彦の同名小説を原作に、檀れいを主演に迎えて贈るサスペンスドラマの第1巻。身代金目的と思われる幼児誘拐事件が発生。しかし犯人の女は「お金を払うならそちらで金額を決めて」と思い掛けないことを言い出し…。第1話と第2話を収録。※一般告知解禁日：3月23日

「造花の蜜」は、幼児誘拐事件を描いたサスペンスドラマ。主人公の香奈子の息子、圭太が誘拐される。犯人は香奈子にそっくりな女で、身代金を要求せず、「お金を払うならそちらで金額を決めて」と言う。さらに、身代金の受け渡し場所を渋谷スクランブル交差点の真ん中に指定する。香奈子は息子を取り戻すため、犯人との心理戦に挑む。一方で、犯人からの電話の向こうからは、蜂の羽音のような音が聞こえてくる。この音が物語の謎を解き明かす鍵となる。