サウルの息子

2015年のカンヌ国際映画祭でグランプリ受賞に輝いた衝撃のホロコースト映画。収容所で死体処理係を命じられたユダヤ人の男が、ひとりの少年を自らの危険を顧みず正しく埋葬することに全身全霊を傾けていく姿を描く。監督は本作が長編デビューとなるハンガリーの期待の新鋭ネメシュ・ラースロー1944年10月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所。ここに収容されているハンガリー系ユダヤ人のサウルは、同胞をガス室へと送り込み、その死体処理も行う“ゾンダーコマンド”として働いていた。ある日、ガス室でまだ息のある少年を発見する。結局亡くなってしまったその少年を、サウルは自分の息子と思い込む。そしてナチスの監視の目を盗み、ユダヤ教の教義にのっとった正しい埋葬で弔ってあげようと決意するのだったが…。 JAN:4527907160713

「サウルの息子」は、1944年のアウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所を舞台に、死体処理係のユダヤ人、サウルが主人公。彼はある日、ガス室で息のある少年を見つけ、自分の息子と思い込む。少年は亡くなるが、サウルはユダヤ教の教義に従い、正しい埋葬をすることを決意。ナチスの監視をかいくぐり、収容所内を奔走する。同時に、収容所脱走計画が進行中だった。この衝撃のホロコースト映画は、2015年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した。