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検索キーワード:「かわぐちかいじ」
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あらすじ
冷たく深い北の海を、モーツァルトを響かせながら潜航する〈やまと〉。 〈大〉いなる平〈和〉と名づけられた原子力潜水艦は、 米第7艦隊を東京湾海戦で圧倒し、ニューヨークへ針路をとった。 アメリカとロシアの国境線であるベーリング海峡にさしかかったとき、背後に迫る一隻の潜水艦…… 「核テロリスト〈やまと〉を撃沈せよ――」 それは、ベネット大統領が送り込んだ、 〈やまと〉の性能をはるかに上回るアメリカの最新鋭原潜であった。 時を同じくして、日本では衆議院解散総選挙が行われる。 〈やまと〉支持を表明する竹上首相は、残るも沈むも〈やまと〉と運命を共にすることとなる。 海江田四郎は、この航海最大の難局を制することができるのか。 オーロラの下、流氷が浮かぶ北極海で、戦いの幕が切って落とされる――
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ジャンル:サスペンス,ミステリー制作国:日本
あらすじ
本文時は20XX年。尖閣諸島上陸した中国人3名が、尖閣は中国の領土だと主張し海上保安庁による救助を拒否する事態に、中国側が空母艦隊を向かわせミサイルの威嚇射撃にまで発展する。 なんとか戦闘は回避することができたものの、日本の海上自衛隊と中国海軍の衝突は大きな緊張を引き起こし、日本政府は空母「いぶき」を就役させることを決める。 最新鋭戦闘機を搭載した空母「いぶき」の艦長として就任したのは、以前航空自衛隊として活躍した秋津竜太。そして副長となったのは、秋津のライバル新波歳也だった。2人はこれまで一度も経験したことのないようなこの事態を収束することができるのか。