あらすじ
ここは、ニューヨークJFK国際空港。この日、ピクター・ナボルスキーははるばる東ヨーロッパのクラコウジアという小さな国からある大事な約束を果たすためにやってきた。だが、いざ入国しようとした時、母国でクーデターが発生し、事実上国家が消滅してしまう。この事態で彼の持っているパスポートは無効になり、アメリカへの入国を拒否される。しかも情勢が安定するまでは自分の国へ戻ることもできず、空港内にから出られないことに。言葉も分からず通貨も持っていない彼は、仕方なしにこのターミナルで寝起きしながら事態の改善を待つのだが…。