あらすじ
イタリア・トスカーナ地方、夜明け前のフィレンツェの街を200匹のネズミに引かれた馬車が青い妖精を乗せ走り抜ける。妖精の放った青い蝶が止まった一本の丸太は生き物のように跳ね回り、街中を転がっていく。やがて、その丸太はジェペットじいさんの手に渡り、彼はその木で男の子の人形を作るとピノッキオと名付けた。ところが、人形は完成するとすぐにあちこち走り回り、好き勝手のし放題。そしてイタズラの度が過ぎて鼻が伸びてしまったピノッキオの前に妖精が現われ、ピノッキオは良い子になって人間になることを誓うのだが…。