あらすじ
16世紀、朝鮮王朝時代。敵に追われて深手を負った身重の女性が、典獄署(チョノクソ:監獄)の役人に助けられた。しかし女性は女児を出産した後、亡くなってしまう。「オクニョ」と名付けられた赤ん坊は、身寄りがないため典獄署で育てることに。 15年後、オクニョは情に厚くて頭の回転が速い子に成長しており、典獄署で働いていた。ある日、母親は囚人ではなかったこと、さらに母親の死の原因は出産ではなく、敵に斬られた傷だったことを知らされる。こうしてオクニョは、母親の過去を知りたいという思いを募らせるのであった。