あらすじ

国民が参加する裁判が歴史上初めて開かれる日。全国民が注目するなか、年齢も職業も異なる8人の普通の人々が陪審員団に選定される。彼らの前に置かれた事件は、証拠・証言・自白まで揃った明白な殺害事件で、刑を量定するだけのはずだったが…。

あらすじ

ペク・サンアは幼い頃に実の母親から虐待され、しまいには施設に捨てられた壮絶な過去を持つ。そのことで心に傷を持ち、痛みに耐えながら生活していた。ある日、レイプ事件に巻き込まれてしまい、しかも犯人が有力者の息子であったため、無実の罪を着せられて刑務所に入れられてしまう。不幸が付きまとうサンアに刑事のジャンソプだけは親身になってくれるが、サンアの心には届かない。そしてサンアは明らかに自分と同じように、虐待されて深い傷を負っている少女ジウンに出会う。どうにかしてジウンを助け出したいサンアだった。