あらすじ
12年前に起きたショッピングモールの倒壊事故は、48人の死者を出した。 事故当時、ムンスは子役の妹とショッピングモールを訪れていた。母は打ち合わせのために席を外し、妹といたところ事故に遭った。妹は瓦礫に埋もれて亡くなってしまう。 大人になったムンスは、建築模型士として働いている。ある日、会社の階段を上っているムンスは降りてきた男性・ガンドゥとぶつかってよろめいた。咄嗟にムンスを支えるガンドゥ。彼は工事現場で働いていた。 ガンドゥは、「気をつけろ」と言い残しその場を去る。ガンドゥもまた、倒壊事故で家族を失った一人だった。