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あらすじ
香港で不動産関係のCEOとして働くサラ(ジョシー・ホー)は恋人と別れた後、休日をかねて東京で不動産開発用の土地を購入する計画を立てていた。東京へ着くと彼女を迎えた不動産業者の担当は、長きに会っていなかった弟のショーン(ローレンス・チョウ)だった。ショーンが手配したホテルは、手違いで予約されていなかったために、急遽、老婦人の絹代(白川和子)が民泊を経営する非常に古びた家にサラを連れて行く。室内の不気味さにおののきながら初めての夜にとても不安と恐怖を感じたサラは、泊まった部屋の中で女を痛めつける男の不気味な光景を目にする。現実であることを証明するために、ショーンに手伝ってもらい部屋の畳をはがして床下を見るとそこから白骨が発見される。警察では生活安全課の小山田(高橋和也)がサラに事情を聞くが、妹で鑑識医の真由美(黒川智花)から骨に何者かの指紋が付いていることを聞き、独自に調べ始める。指紋は雑誌記者の金村のもの、そして骨は猿だったがその骨の中から大量の寄生虫が発見され、骨に触った人間は感染して体に異変が起こるはずだと真由美から聞く。上司の杉崎(菅原大吉)からこの件は刑事課に回せと言われるものの、無視して調べ上げていく。民泊の古い家に戻ったサラは、再び不気味な光景を目にする。現実になって迫ってくるその光景は、彼女にとって怨念と因縁が絡むある関係があった。そして小山田もまた核心に近づいていく・・・