- フリーキーワード
検索キーワード:「中嶋しゅう」
-
あらすじ
8年前に別れた黒崎という男のことが忘れられないながらも、僅かにもらうお金のためだけに下品で貧相な15歳年上の男である陣治と同居する十和子。十和子は陣治のことを嫌悪していた。ある日、十和子は黒崎に似た雰囲気の水島という妻子ある男と関係を持つ。水島と逢瀬を重ね、家を空けがちになった十和子のもとに、刑事が訪問してきて、黒崎が行方不明であることを告げる。嫉妬深い陣治の異常な行動から十和子は、陣治が黒崎の失踪に関係していると疑うようになる…。陣治が水島へ危害を加えることを恐れた十和子は水島の心配をする。しかし真実は十和子の考えたものとは異なっていて…?!
-
あらすじ
終戦間際の東京が舞台。大日本帝国は、連合国から無条件降伏を条件とするポツダム宣言の受諾を迫られていた。鈴木内閣は連日、会議を開催するが、阿南陸相を初めとする軍部は本土決戦の主張を譲らず結論に至らない。広島、長崎に原爆が投下され、既に敗戦が明らかな中、政府は昭和天皇の聖断を仰ぎ、御前会議で宣言受諾を決定する。一方、あくまで本土決戦にこだわり、宣言受諾の決定に納得できない畑中少佐ら陸軍若手将校は、無条件降伏を国民に伝える玉音放送の中止に向けて、皇居やラジオ局を占領するクーデターを計画、実行していく。