あらすじ

小説家を目指す青年・橋本駿は、物憂げに海辺で佇んでいた少年・知花実央と出会った。2人はお互いに意識し始めるが、実央は島を離れることに…。それから3年、少しだけ大人になった実央が駿のもとへ戻ってきた。2人の止まっていた時が動き出す。

あらすじ

高校2年生の相生あおいは、音楽好きの17歳。暇さえあればベースばかり弾いている毎日。実は彼女の両親は13年前に交通事故で亡くなっていた。それからは親代わりの姉と二人きりで秩父市に暮らしている。 当時高校3年生だった姉のあかねは、恋人・慎之介との上京をあきらめ地元で就職していた。色々なことを犠牲にしてきたあかねに負い目を感じるあおい。そんなある日、彼女の前に18歳の高校生姿の慎之介「しんの」が現れる。 彼は時を超えてやってきたのだ。彼に惹かれていくあおい。そして13年ぶりに再会したあかねは…。 不思議で切ない「2度目の初恋」の行方は…。