あらすじ

「恋をしている女性が光ってみえる」という特異体質の大学生である西条は、その体質ゆえに恋愛を遠ざけていた。しかしある日、純粋に「恋とは何か」を知りたがる文学少女の東雲と出会い一目ぼれ、交換日記をはじめることに。そんな西条に密かに思いを寄せる幼馴染の北代は、西条と東雲の関係に気が気じゃなくなる。一方、人の恋人を略奪する悪癖がある宿木は、西条を北代の彼氏と勘違い、西条にアプローチをかけてきて…？！奇妙な四角関係のなかで四人は「恋とは何なのか」について自問自答する。この関係はどのような結末を迎えるのか？

あらすじ

日菜はある日、見知らぬ青年から声をかけられる。クラスメイトの真希を助けてほしいと言うのだが…（「僕らはいつだって遠回りをしている」）。綾香が想いを寄せていた先輩・匠。だが彼は卒業式を待たず、街から消えてしまう（「センパイの卒業式」）ほか。