あらすじ

高校3年生の小林悠は、毎朝7時40分ジャストに学校の下駄箱にいるというルーティンがあった。学校一の美少女で、悠がひそかにマドンナと呼ぶ吉田夏希が登校してくる時間だからだ。だが、夏希がただのクラスメイトの悠を意識する素振りはみじんもなく…。

あらすじ

両親に捨てられ、世界中を放浪しながら生きてきた男・天沢陽一郎は、あるトラブルをきっかけに、芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰と出会う。お金がない陽一郎は、助けたことを口実に二汰にカレーをおごらせると、ぽつりと家族について語りだす。