あらすじ

村田龍治の奔走で東竜会と二代目義道会との手打ち式が無事終了し、東竜会若い衆を射殺した太田黒豊大も自首した。豊大の命の保証と関東とのパイプができたことを喜ぶ二代目大政組々長・鹿島剛介だったが、二代目築港大浜組々長・根来に1本の電話が入り…。

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昭和46年、大阪。大政組若衆・村田龍治は、5人斬りの罪が正当防衛と認められ無罪放免となった。同時に彼は異例の三階級特進を果たし、若頭補佐として迎えられる。さらに若頭の赤垣から、死んだ尾形の跡を継いで尾形組二代目組長になることを提案され…。

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一世一代の賭けに勝ち、稲村組から一家名乗りを許された竜崎栄治。順風満帆な極道人生を歩んでいくはずだったが、稲村組若頭・塚本はそれを良く思わない。竜崎は詫びを入れることで折り合いをつけるが、その裏でブラックの鉄は塚本を陥れようと画策していた。