- フリーキーワード
検索キーワード:「悠木碧 他ナレーション:小栗旬」
-
あらすじ
主人公・サブローは運動神経が良く、身のこなしが軽やかな高校生。眼光は鋭く、不良に絡まれても“にらみ”を利かし、相手を威圧する迫力の持ち主。しかし、勉強ができず、日本史に一切の興味がない。織田信長についても「天下統一した人」くらいしか知らず、信長の生涯も、死の原因も知らない・・・。サブローは、自分の人生に日本の歴史なんてこれっぽっちも関係ないと思っていた・・・・・・。
しかしある日、サブローは高い塀から足を滑らせ転落したことをきっかけに、戦国時代(1549年)へとタイムスリップしてしまう。そして、そこで一人の青白い顔をした病弱な若殿と出会う。その若殿は、サブローと顔も、声も、体格も、全てがうり二つ・・・。驚くサブローに若殿は、「そなた、わしの身代わりになれ」と言う。若殿は安息を求め、城を飛び出し追っ手に追われていたのだった。「わしは織田家の嫡男、織田信長じゃ」。その病弱な若殿こそ、織田信長であった。信長はサブローに身代わりを頼み、家来と共に去ってしまう。そして、取り残されたサブローは追っ手の家臣に信長と勘違いされ、訳の分からないまま城へと連れ戻される。
その日以来、織田信長として生きることになったサブローだったが、信長と顔こそ同じだが、中身は正反対。品行方正で聡明な信長に対して、サブローはガサツで頭が悪い・・・。はかまを脱ぎ去り、子供たちと相撲を取るなど、自由気ままに暮らしてしまうサブロー。そんなサブローを見て、周囲の家臣たちは「若殿は、うつけになった」とウワサを立て、やがて家臣たちの心は離れて行ってしまう。
そんな状況の中、信長の弟・織田信行は、兄を始末しようと策略を立てる。そして、サブローは信行の刺客である家臣に命を狙われる。しかし、運動神経の高さと、すさまじい迫力により家臣を一蹴するサブロー。「信長が殺されたら歴史が変わっちまうんだぞ?――信長は、天下をとる男だぞ」と言い放つ。家臣はサブローのその言葉を聞き、「若殿はうつけのフリをして、心中で大きな野望を抱いていたのだ!」と勘違い。
そしてサブローは、歴史を変えないために、信長として天下統一を目指すことに・・・。