あらすじ

時を経て正規操縦士になった谷風長道は奇居子（ガウナ）との戦闘の最中、自らを助けようした友人の星白閑を失ってしまう。その危機を乗り越えた後も長道は目覚ましい功績を上げていき、訓練生から憧れの目で見られるが、心の中には星白のことがくすぶるばかりだった。そんな折、羽衣つむぎと名乗る奇居子が現れ、同じ奇居子に対して攻撃を仕掛けるところを目撃する。その行動から長道はつむぎが敵ではないと判断するが、つむぎから発せられる声は死んだはずの星白のものにそっくりだった。しかし、新たな存在が発覚する中でも奇居子の戦いは避けられることはなく、長道は戦いながら思い悩んでいく。

あらすじ

奇居子（ガウナ）と呼ばれる対話ができない生命体によって太陽系が破壊された世界。生き残った人類の一部は種の存続のために繁殖と生産を繰り返しながら「播種船」に乗って宇宙を旅していた。ある日、谷風長道は育ててくれた祖父の死をきっかけに街へ出ると、自分が住んでいた播種船「シドニア」の最下層であったことを知る。それから引き取られた谷風は人型兵器「衛人（もりと）」の操縦士訓練生として学校へ入学することになる。そこで星白閑や科戸瀬イザナと出会い、今までになかった交流や異性の存在を知って行く中で、谷風たちは成長や苦悩していく。