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検索キーワード:「田中聖」
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あらすじ
全てが白で彩られた“ホワイトラウンジ”で紡がれる9つの物語――白い服とマスカレードマスクをした人々が白いラウンジをゆっくりと行き交う中、白いハットを被った男(大森元貴)が、このラウンジへと迷い込む。男はそこでの人々を眺め、不安と希望が入り混じりながら告げる。「ドアを開けたら何かが変わるのか」今を生きる あなたの感情に問いかける 9つの物語が幕を上げる―。
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あらすじ
巨大な閘門“尼ロック”によって水害から守られている街・兵庫県尼崎市。 この街で生まれた近松優子は、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が口グセの能天気な父と、いつも優しい母のもとで育った。町工場を営むもご近所さんと話し込んでばかりで働いている気配すらない父のようにはなりたくない、と優子は幼少期から勉強でも何でも全力で励み、大学卒業後は東京の大手企業で働いていた。しかしある日、理不尽なリストラで失業し、39歳・独身にして優子は再び尼崎に戻ってくる。することもなくニートのような毎日を過ごし、幼なじみが開いている駅前のおでん屋台でほろ酔いの日々。そんなある日、父が突然、再婚すると言い出し、20歳の早希を連れてきた!役所で働く早希は、孤独な幼少期を過ごし、誰よりも“家族だんらん”を夢見ているという。突然あらわれた自分よりずっと年下の“母”の登場に戸惑う優子は、父と早希との共同生活を受け入れることができず、三人の日々は噛み合わない。さらに早希はいつまでも独身の優子をみかねて、見合い話まで持ってくる。自分の人生のペースを乱された優子と、彼女と家族になりたい早希の想いはすれ違い続け、一家は衝突と騒動の連続だった。しかし、ある悲劇が近松家を襲い、優子はこれまでの人生を振り返り、家族の“本当の姿”に気づいていく。
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あらすじ
男性のみが罹患する疫病が大流行したため、男性の数が激減し、政治や社会の中で男性と女性の役割が逆転した江戸時代が舞台。5代将軍綱吉は側室との間に娘松姫を儲けているが、さらに世継ぎをなすため大奥に男子を集めていた。貧しい公家出身だが、学問に秀でていた右衛門佐は御台所の計らいで大奥に上がることになる。右衛門佐はその才を認められ、大奥総取締役に抜擢される。世継ぎの松姫が病死し、綱吉は世継ぎのために子作りに励むが子は授からず、自分の存在意義を見失っていく。松姫の死後17年が経ち、綱吉の身に大事件が起きる。右衛門佐と綱吉はどうなるのか。