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検索キーワード:「蛭田直美」
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あらすじ
物語の主人公は、大森一平(おおもり・いっぺい/香取慎吾)。テレビ局の報道マンとして家族のケアを全くしない仕事人間でしたが、その昭和的な価値観のせいで不祥事を起こし、追われるように退社。今は大嫌いだった父親の残した実家に引っ越し、フリージャーナリストを名乗るも仕事はなく、無職同様のさえない生活を送っています。そんなある日、一平は亡き妹の夫で、残された子ども2人をシングルファーザーとして育てている小原正助(こはら・しょうすけ)に声を掛け、実家で一緒に暮らし始めます。家族や子どもが大嫌いなはずなのに、正助とともに家事育児に精を出す一平。だが、その意外な行動の裏には、ある“最低”な目的がありました。社会的に再起して世間を見返してやろうと、政治家になることを決意した一平は、来たる区議会議員選挙で、生活者目線を持っていることをアピールできるように、正助とその子ども2人との共同生活を始めたのです。いわば、自身の選挙でのイメージアップのために“ホームドラマ”を演じているに過ぎなかったのです。しかし一平は、シングルファーザーの正助やその子どもたち、さらには子育てを通じて出会った人々と触れ合う中で、家族や社会の問題など、日常におけるさまざまな課題に真摯(しんし)に向き合うようになり、人生観も徐々に変化し始めます。これまで家族を避けて生きてきた一平は、次第に本当の父親のような存在となり、“ニセモノ”の家族が、いつしか“ホンモノ”の家族になっていきます――。そして一平は、日常の問題を解決するため、家族や周囲の応援も受けながら、選挙に立候補することに!!果たして、“日本一の最低男”の一平は、家族を、社会を、そして日本を変えることができるのでしょうか!?
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あらすじ
大人気ファッション誌の編集部員・岸辺みどり。雑誌の廃刊が決まり、突如異動になった先は辞書編集部!そこは、ぼさぼさ頭で超がつくほどの生真面目上司・馬締光也を筆頭に、くせ者ぞろい。みどりは、彼らに翻弄されながらも、一冊の辞書を作るために十数年間に及ぶ時間と手間をかける根気と熱意に触発され、次第に自らも言葉の魅力を発見、辞書編さんの仕事にのめり込んでいく。辞書「大渡海」を完成させるまでの、辞書編集部員たちの奮闘物語。
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ジャンル:サスペンス,ミステリー制作国:日本
あらすじ
警察やマスコミで報道されない「グレーゾーン」の事件を、元天才棋士の川田レンとメンタリストの森島直輝は解決していく。指令を与えているのは謎の男・Mr.ノーコンプライアンス。レンは「ミスパンダ」、直輝は「飼育員さん」と名乗り、悪人をさばいていく。レンはある事件がきっかけでネガティブな性格に変貌してしまうが、そんな彼女を支えてきたのが、大学病院の精神科医・門田明宏。彼のゼミの教え子が森島だが、森島は人間離れした記憶力や推理力の持ち主で、相手を意のままに操ることができる特殊能力を持つ。Mr.ノーコンプライアンスの指示に従順に見えるが、実は彼の素性を探り、父親の死との関係を暴くことが目的だった。
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あらすじ
森若沙名子は石鹼会社の経理部員として勤める独身女性。イーブンをポリシーとすることから、経理部の中でもルールに沿って的確に業務をこなしており、その仕事ぶりから部長の信頼も厚かった。そんな中、伝票を精査していくことで会社の様々な社員の問題や事情が浮かび上がり、沙名子はポリシーに従って、それらをイーブンな関係に戻すように働きかけていく。一方、営業部の山田太陽はよく顔を合わすことから沙名子に惹かれ、アプローチを始める。しかし、恋愛には奥手な沙名子は調子を乱されていく。果たして、沙名子の経理部の仕事と恋愛事情はどうなっていくのか。