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あらすじ
貴族の権威がバランスを失った1118年京都。平忠盛は武家の長男でありながら、朝廷に従い細々と盗賊を捕まえる仕事をしていた。冴えない日々を送る平忠盛だったが、妊婦の舞子との出会いが運命を変える。舞子の子は白河法皇の血を引いているが、なにか良からぬ出来事をしでかす子供になるのでは、という疑惑から命を狙われていた。この子はのちの平清盛で、平忠盛は自分の子供として育てることに。やがて大きくなった平清盛は、自分の不運な境遇を恨み、怠惰な毎日を過ごしていた。ある時懇意にしていた鱸丸の父・滝次が白河法皇に捕まえられてしまう。平清盛は白河法皇と対面して、滝次の釈放を依頼するが…。