あらすじ
海原高校に通う本田透は、幼い頃に父を亡くし、母も事故で亡くしたため、天涯孤独だった。透は住むところもなく、山でテント暮らしをしていた。しかし、土砂崩れにあい、そのテントも使い物にならなくなってしまう。そこで、山の持ち主だった草摩紫呉の屋敷に居候することになった。草摩家は古くから続く名家で、お家騒動や派閥争いなども頻繁に起こるため、皆疲れ果てている。そして、草摩家最大の秘密は十二支の秘密を持っていること。生まれつきこの術を持つものは異性と抱きつくと獣に変身してしまう。そして透もこの秘密を知ってしまうのであった。