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検索キーワード:「齋藤寛朗」
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ジャンル:ラブストーリー・ラブコメディ制作国:日本
あらすじ
創業者一家の御曹司として生まれ、完璧に用意された人生を歩んできた一条稜英(前田公輝)。しかし、ある日突然の事故によって意識不明の状態に…。そして稜英と同じ日同じ時間に、森川奈津実(久保田紗友)も別の事故に遭い意識不明の状態になるが、数週間後、奇跡的に目覚めて無事に退院する。しかし、家にはゴーストとなった稜英が待っていて、身に覚えのない“命の借り”があると言われてしまう。奈津実は「君しかいない」と稜英に頼りにされて、とんでもない依頼を受けることに!猶予はわずか49日間――運命的に惹かれる2人の儚いラブストーリーが始まる。
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あらすじ
震災で妻を失った井口真吾(ピエール瀧)は福島の港町で娘の奈生(栗林藍希)と二人暮らし。酒好きでだらしない一面もあるが、生活困窮者や高齢者を相手に格安で請け負う散骨業を営んでいる。一方、水産加工場で働く奈生は遺骨の見つからない母の死を未だ消化できないでいた。そんな日々の中、松山(遊屋慎太郎)という若い男が亡くなった兄の散骨の手続きにやってくる。何か複雑な事情を抱えた様子を察する真吾だったが、その遺骨を預かる。ある日、ジャーナリストの江田(足立智充)が真吾の元を訪れ、先日持ち込まれた遺骨が世間を一時震撼させた殺人犯のものであると告げる。震災で多くの人が眠るこの海に殺人犯の骨を撒くのかと言う江田に対し、無関係な人間が口を出すことじゃないと相手にしない真吾。しかしその後も被害者家族と真吾のやりとりをSNSで拡散するなど、江田の執拗な取材は続く。拡散された動画を目にした奈生は言葉を失う。奈生から強く散骨を反対された真吾は、遺骨の見つからない妻への思いも相まって、「骨に価値なんかない」とはぐらかすが、奈生は「ほんの一欠片だけでもお母さんの骨が欲しい」と呟き、家を出て行ってしまう。葛藤の末、真吾は江田の誘いに乗り遺骨を返しに行くが、除染現場で懸命に働く松山の姿を目の当たりにし、踵を返す。船を借り、一人沖へと出た真吾は朝焼けの海へ遺灰を散骨する。そして、散骨を巡って真吾と奈生は積年の思いをぶつけ合うが―――。