あらすじ
碧羅天(へきらてん)の宝の鍵を握る“聖女”を得ようと権力者たちが争う時代。聡明で明るい少女・花不棄(かふき)は、育ての親である九おじさんと世間から離れて放浪の人生を送ってきた。だがある日九おじさんから「自分が何者か知りたければ都へ行け」と告げられる。そんな中、皇帝の甥・陳煜(ちんいく)が父親が花不棄がいる街へやってくる。花不棄はその甥を利用し、都へ行こうとするが謎の刺客に九おじさんを殺されてしまう。その真相を知るため冒険に踏み出す花不棄。そんな彼女を助けてくれたのは仮面で顔を隠す蓮衣客(れんいかく)。優しい彼に恋をする彼女だったが、その正体は陳煜で…