あらすじ

単に高校生の初恋を描くだけではなく、２人を見守る家族のあたたかさ、生きることの大切さ、友達とのやりとり、等身大の青春の出来事など、誰にでも身に覚えのあるエピソードを通して“ミカとヒロの物語”を紡いでいく。

あらすじ

田原美嘉は普通の女子高生。ある日、携帯をなくしてしまう。 美嘉は、クラスメイトの亜矢に頼んで携帯を鳴らしてもらいながらあちらこちらと探し回っていた。携帯を見つけた場所は図書館だった。 鳴り続ける着信音。亜矢にお礼を言おうと電話を取るが、返ってきたのは男の声だった。驚く美嘉。さらに驚くことに、携帯を拾ってくれたという彼は、登録内容を全て削除していたのだ。怒る美嘉に、電話の相手は「本当に必要な相手ならまた連絡をくれる」と返した。彼が言ったとおり、亜矢からメールが届く。 こうして、美嘉と「彼」との交流が始まった。