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検索キーワード:「山本周五郎」
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あらすじ
武士として生きる以上、藩命に従い、時には犬死にをも覚悟しなければならない。「武士の矜持を守ること」とは「死と隣り合わせで生きること」。そうした厳しさを背負って生きる武士と武士を取り巻く家族の物語の数々が時に悲しく、時に温かく紡がれる。
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あらすじ
杉田屋の大工の次期棟梁として、3人の候補から幸次郎が選ばれる。幸次郎をねたむ清吉は上方へ出る決意を固める。江戸を出る前日、清吉は幸次郎がひそかに慕うお光に先手を打ち、夫婦となる約束を交わしてしまう。幸次郎はお光に直接気持ちを打ち明けるが…。
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あらすじ
田宮神剣流道場の跡取り・高央。心技共に優れた人物であった彼はある日、妹の許嫁者である吉岡を斬殺。その理由は“無礼討ち”とだけ告げて誰にも明かさない。だがその日を境に高央は人が変わったように乱暴狼藉を働き、父や家中の者を悩ませるようになる。
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あらすじ
美しい娘に一目惚れした旗本の四男坊・大四郎が、趣味で集めた古文書でお上に召し抱えられ、めでたく娘と結ばれる(「冷飯」)。肉体的奇癖を持つ女房から逃げるように旅に出た大工の参太が、旅先で女房が恋しくなり江戸中を捜し歩く(「おさん」)ほか。
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あらすじ
万治3年(1660)、仙台藩主・伊達綱宗に突然、隠居の命が下り、側近たちが次々に暗殺される。家老の原田甲斐らは徳川幕府の理不尽な命に憤りを覚える。やがてその陰には、老中・酒井雅楽頭と綱宗の叔父・伊達兵部の策謀があったと分かる。
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あらすじ
“ナニ”と呼ばれる大災害から12年。今なお残る仮設住宅に、生きる希望を失った主人公の半助こと田中新助(池松壮亮)は、街で見たもの、聞いた話を報告するだけで最大一万円がもらえるという仕事を請け負い、猫とともに軽い気持ちでやってきた。この街には18世帯ものワケあり住人が暮らしていたが、月収12万を超えると「即立退き」とあって皆ギリギリの生活を送っていた。そして彼らはみな一癖も二癖もある曲者ばかり…。そんな中、街の青年部を名乗るタツヤ(仲野太賀)と近所のリカーショップで働くオカベ(渡辺大知)は、半助を青年部に迎え入れる。徐々に街に溶け込んでいく半助だったが、やがてその仕事が街に思わぬ展開をもたらすこととなり…。
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あらすじ
長野県のとある精神科病院。死刑執行が失敗して生き長らえた秀丸、幻聴に悩まされるチュウさん、DVが原因で入院する由紀は、家族や世間から遠ざけられていた。それでも明るく生きようとしていた彼らだったが、そんな日常を一変させる殺人事件が院内で起きる。
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あらすじ
無気力な高校生の卓巳は、友人に誘われて訪れた同人誌の販売会で、コスプレ好きの主婦・里美と出会う。卓巳は里美との肉欲に溺れていくが、同級生の七菜に告白されたことで彼女との関係を絶とうとする。しかし、ふたりの情事が里美の夫に知られ…。