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検索キーワード:「山田望叶」
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あらすじ
喫茶店「フニクリフニクラ」には不思議な噂があった。その噂とは、ある席に座ると望み通りの時間に戻れるというものだった。しかし、その席を利用する際はルールに従わなければいけない。過去に起こった出来事を変えることはできない、その時間に戻れるのはコーヒーが冷めるまでの間だけ。その噂を聞きつけたキャリアウーマンの清川二美子、大学生の新谷亮介、認知症を患う高竹佳代、その旦那の房木康徳、近所のスナックのママ平井八絵子。今日も数多くの様々な事情を抱えた人々が過去に戻るために、この喫茶店に集まってくる。
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あらすじ
さやかは私立の中高一貫校に通う女子高生。 友達と遊ぶことが大好きで、勉強は全くしない。成績は学年でビリだった。そして、高校2年生の時に鞄から煙草が見つかったことで停学処分となってしまう。 母親は、そんなさやかを塾に通わせることにした。 さやかを担当したのは、坪田という講師だった。志望校を決めていないさやかに対し、目標は高い方がいいと慶応義塾大学を受けるように決めてしまう。停学処分から復帰すると、クラス担任からクズ呼ばわりされるさやか。彼女は、慶応義塾大学を受験しようと決心する。本気で勉強しようとさやかが手に取ったのは、小学4年生のドリルだった。